process3 of TACHIO

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■コバ仕上げ工程

ミニかんな#3.jpg

丹念に仕上げる職人技の見せ処。

革製品の見栄えを一番左右させるコバの処理

 革の切り口をコバと呼びます。このコバの処理には、大きく分けて2つの方法があります。革の切り口をそのまま活かした切れ目仕上げと、革のヘリを返したヘリ返し仕上げです。いずれも職人技の見せ処となる革製品の出来映えを大きく左右される大切な工程です。
 切れ目仕上げのコバは、手触り感を良くするためにコバに丸みを持たせ、コバ面を均一に仕上げるために、専用のカンナなどを用いて削ったりしています。そして、この削った面を更に機械やヤスリ(紙ヤスリ宇で240番~800番を使用しています。)で面を滑らかに仕上げて行きます。
 また、コバ面の塗装も行い、コバ磨き→コバ塗り→コバ磨きを何度も繰り返して行うことにより、革の断面のコバに塗料が馴染み、革の合わせ面が分からない1枚革のような仕上がり感が出せます。

コバサンダー.jpg


コバ粗塗り→乾燥→グラインダーで面磨き→コバ塗り→乾燥→400番紙鑢で面磨き→コバ塗り→800番紙鑢で面磨き→コバ塗り

 革製品は、日常生活の中の長く付き合える持ち物であります。ですから、持った感触や肌触りは非常に大切です。ですから、丹念に何度も何度も繰り返しコバ面を滑らかに仕上げ、革の断面に色を入れ仕上げて行きます。何工程も重ねて仕上げられたモノだからこそ、使い込むほどにコバの部分のエイジング(経年変化)を楽しむことが出来ます。



コバ磨き#2.jpg
■紙鑢は240番~800番を使用、サンダーで磨かない場合には240番の紙鑢で最初に面磨きを掛け、その後仕上げで400番、800番と掛けて行きます。


コバ塗り#1.jpg
■コバ塗りの機械は、塗料が均一に斑無く塗れるように真鍮製のローラー部分とコバ面を付けてローラーの回転速度に合わせ塗り仕上げして行きます。