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■ミシン縫い工程

ポストミシン#4.jpg

革パーツを縫い上げ製品にする技術が必要な工程。

革パーツの縫い合わせ方によって特殊ミシンを使いわける。

 製品を作りあげるには、革を裁断したパーツを張り合わせ、ミシン縫いの工程になるわけですが、革を縫うのにどのミシンでも縫えると言う物では無く、革の縫い合わせの種類に合わせ、専用の特殊ミシンで縫い上げるのです。平面的な革同士の縫い合わせの場合には、普通の平ミシンで良いのですが、革の縫い合わせが2次元、つまり立体的な物になると袖ミシンで縫い上げます。また、革自体を立体的に成形した革パーツ同士を縫い合わせる場合には、ポストミシン(上記の画像のミシンです。)を使い縫い上げます。

菱針縫い目画像.jpg

見た目が美しく耐久性に優れた「菱縫い」。

 ミシンの縫い目も、革製品の表情(顔)には非常に大切なポイントです。皮革製品では、手縫いの方がミシン縫いより優れていると思われがちですが、全て優れているという訳ではありません。一般的な丸針ではなく、菱針という針を使うことで画像でも解るように、縫い目の糸がラインに対して直線では無く、斜めになって収まり、ステッチを刻むことにより見た目に美しい縫い目として仕上がります。菱針は、字の如く革に菱形の縫い目を刻み、この縫い目に糸を通して締め上げると菱形の鋭角の角に糸が引っ張られ、糸が斜めになって収まるのです。

縫い糸は30番~0番まで、縫う箇所によって縫い分ける。

ミシン糸#2.jpg

 ミシンの縫い糸は、基本的に耐久性を考慮して、ポリエステル100%の糸を使用しています。糸の種類は、細い30番の糸から一番太い0番の糸まで縫い上げることが出来るミシンの設備を要しています。30番と20番の糸に関しては、約100色の糸を常に在庫し、企画に沿った色糸を選び製作できる環境にあります。



 下記は、0番糸で縫い上げることが出来る特殊ミシンです。手縫いに近い雰囲気の縫い合わせを可能にするミシンです。

0番ミシン#1.jpg


 ■ミシン縫い工程では、革の厚さの異なるパーツの縫い合わせが常ですので、ミシン縫いの際の力の配分や、直線だけでなく曲線を縫い上げる作業や、2次元的な縫い合わせの作業では、均一で綺麗なステッチで仕上げるための職人の技が要求される工程であります。